本当にふざけてるし、真剣に考えてない。
先日、岸田首相が「異次元の少子化対策」を打ち出したところだけど、異次元の少子化対策って何でしょうか?具体策を出さずに「異次元の」っていうフレーズを使うところが、あれなんでしょうけどね(笑)新しい資本主義もいまいち分からないし。

異次元の少子化対策の骨子
- 経済支援
- 子育て家庭向けサービスの拡充
- 働き方改革の推進
上の3点が、ざっと出たようなもんだけど、簡単に言うとこんな感じかな
- 経済支援は、児童手当というお金をばらまくことになりそう。子供一人につき〇〇万円みたいな。
- 子育て家庭向けサービスの拡充は、産後ケアや育児関連支援の整備などかな。
- 働き方改革は育児休業の取得向上らしいです。
今までの政策と何が違うのか分からない。最低でも予算案など具体的に提示しなければならいはずなんだけど、異次元と言ってるぐらいなので、異次元の予算がつくのでしょうね(笑)
人口減少は国力が衰えることを意味している。内需の経済規模は縮小し、労働力も不足、社会保障の給付と負担バランスが崩れる。もちろん行政サービスも劣悪化する。私たちの子供世代が大変だなと思う。
フランスの少子化対策
先進国は少子化しやすいと言われているが、その中でもフランスの少子化対策は、個人的に良いと感じるんだがどうだろうか。簡単に言えば子供を産めば産むほどお得感が増すシステムなのかな。
例えば、2子以上産めばもらえる家族手当。これは、日本の児童手当みたいなもの。子供を3人以上産むと得られる年金10%加算。他にも出産費用の補助や、父親の出産休暇や保育方法選択による補足手当など、イメージしやすい給付型の経済支援がある。高校までの学費無償や保育サービスの充実などもある。
ただ、私的に理にかなった政策だと思ったのが、N分N乗方式という仕組み
N分N乗方式とは
簡単に言うと扶養家族が多いほど税金が下がる仕組み。例えば、夫婦+子供2人の4人家族だった場合。
日本では年収600万円あると所得税と住民税で約50万円の税金を納めなければならない。
N分N乗方式だと、まず年収の600万円を家族4人で割り、割った分の150万円に税率を掛けて計算する。日本での150万円の税額は所得税と住民税を合わせて5万円。この5万円を家族4人分として20万円の税額が算出される。これだけで30万円違う。(扶養控除を考慮すると実質0円なので、50万円のお得)
日本は累進課税で年収が上がれば上がるほど、税率も上がるため金持ちにはお得感満載。
例2)共働き夫婦+子供2人(夫の年収:500万円、妻の年収:300万円
- 通常税額:夫52万円、妻18万円 計70万円
- 世帯収入:800万円
- 世帯収入を4人で割った税額:11.6万円(800万円÷4人=200万円)
- 世帯税額:46.4万円(11.6万円×4人)
- 23.6万円のお得!(扶養控除を考慮すると43万円のお得)
例2-2)共働き夫婦+子供3人(夫の年収:500万円、妻の年収:300万円
- 通常税額:夫52万円、妻18万円 計70万円
- 世帯収入:800万円
- 世帯収入を5人で割った税額:6万円(800万円÷5人=160万円)
- 世帯税額:24万円(6万円×4人)
- 46万円のお得!(扶養控除を考慮すると39万円のお得)
例3)パワーカップル:共働き夫婦+子供2人(夫:年収800万円、妻:500万円)
- 通常税額:夫96万円、妻52万円 計148万円
- 世帯収入:1300万円
- 世帯収入を4人で割った税額:20万円(1300万円÷4人=325万円)
- 世帯税額:80万円(20万円×4人)
- 68万円のお得!(扶養控除を考慮すると84万円のお得)
例3-2)パワーカップル:共働き夫婦+子供3人(夫:年収800万円、妻:500万円)
- 通常税額:夫96万円、妻52万円 計148万円
- 世帯収入:1300万円
- 世帯収入を5人で割った税額:14万円(1300万円÷5人=260万円)
- 世帯税額:70万円(14万円×5人)※扶養控除は見てない
- 78万円のお得!(扶養控除を考慮すると97万円のお得)
計算間違ってたらごめんなさい。
計算してみて感じたけど、お金持ちで子供が増えれば得するようにしかならない。これが、18年続くのであれば相当な金額になるのではないか。また、怒られそうだけど、夫の収入だけでも世帯人数で割った金額で税率をかけるため、600万円の年収でも税額が低いため、母親が子育てに専念できるような気もする。その逆もある。
とりあえずやってみない?
ここで、今までの日本の政策は、金持ちにたくさん子供を作らせる政策はとってこなかった。金持ちには子供を作っても何のメリットもないから、たくさん育てる必要もなかった。
日本の児童手当は所得制限を設けて、お金が無い人達にお金をばらまくスタイルなんだけど、これだと、言い方悪くなるけど、貧乏人に子供を作らせるようにしか思えない。しかも小遣い程度の手当でね。
(私の勝手な思い込み、イメージで申し訳ないけど)貧乏人に子供は増えるが、養っていくのが精一杯で、教育へのゆとりなどないような気がしてる。逆に金持ちだと、ベビーシッターや家政婦を雇える費用も捻出できるだろうし、子供達に塾にも行かせれる環境を作ることもできる。現に東大生の多くの親がお金持ちというデータもあるように教育にはお金がかかる。
まずは、そこそこお金を持ってる人たちに子供をたくさん作ってもらうような施策も同時進行しないと、とてもじゃないけど、少子化対策はできないんじゃないかな。昭和と違って核家族化が進んだ現代では、対策も変えていかないといけないと思う。
ロシア問題で燃料費や食材費などが上がり、日銀も利上げを臭わせ、政府は防衛費を賄うために増税とか言い出しており、可処分所得が下がる中、誰がこの日本で子供を育てたいと思うんだろう。
例えば、今はやりのパワーカップルとかもそこそこ年収あるけど、お産のために仕事を離れるとキャリアや収入面で不安を抱える人も多いはず。異次元のと言っておきながら具体策も明示できない本腰の入っていない対策で、明るい未来のために子供を育てていけるのだろうか。N分N乗方式を使えば、一定期間を子育てに充てても税額が優遇されるのであれば、子育てもしやすいだろうに。
東京都も0歳から18歳までの子供に月5000円配ると明言したけど、小遣い程度のお金で少子化を防げるとはとても思えない。この5000円はインフレ対策みたいなもんでしょうよ。
日本ていう国はお金をばらまくことは好きなのに、すぐに出来る減税を行おうとはしない。ばらまく方が費用かかるのにあえてやってるって、財務省も日本の事じゃなくて、自分たちの事しか考えてないんだなぁって思うよ。ノーパンしゃぶしゃぶが懐かしいね。